2013年01月15日

コミックマーケット83レポート(遅い)

1月2日の日記でのご挨拶に重ねてになってしまうのですが、コミックマーケット83(1日目)にてお会いいたしましたかた、ありがとうございました( *´ ω`*)
おかげさまで、いつもながら充実したイベントの一日を過ごすことができましたです。
そして、どえらく遅れてしまってすみません! 今日の日記は、短いながらレポートをば!


前日は、新刊オフセット本で、2冊とも分納で直接搬入をお願いしてしまっていたのでもう何もすることはないかと思いきや――いつもの日曜イベントと違って前日が夜しか使えない関係でちょこちょこと作業や確認もあったりして、床に就いたのは1時頃でした。とはいえまあ、いつものイベント前よりはぜんぜん睡眠時間もとれた感じ。

天気予報は雨だったので寝る前にカートに雨除け用の45リットル袋かぶせたり、朝にコンビニにレインコート買いに行かなくっちゃかなあ……などと思っていたのですが、目が覚めてみると雨は降っていない様子。WEBの予報を見てみると、曇り時々晴れになっていたりして、雨雲がどっかいっちゃうコミケの魔力を久々に目の当たりにしたものでした。(翌日の2日目はちょっと雨脚強くなってしまいましたが……)

5時半に起きて、1時間ほどで残りの準備を整え、6時半に出発。始発のバスで大井町線の始発駅まで乗り付けていったので、のんびり座っていけました。りんかい線も大崎始発の電車に大井町で乗れたので、あまり混んではおらず。1日目は特に、企業ブースに並ぶ一般参加者のかたによる始発付近ラッシュがすぎると、早い時間はわりあい空いている電車で移動できるのかもしれませんね。

会場に着くと、空はうっすらと朝日も射してきてました。
IMG_0524.JPG
いつも忘れてて途中で買いにいく次回申込みセットを買い、スペースへ。
今回はホールいちばん奥のブロックの、手前側お誕生日席。宅配便の引き取りとお手洗いが近い、ひとりサークルにはありがたい配置でした。
誕生日席の内側、通路から見て□■□□の位置は、実は初めてだったのです。過去3回の誕生日席のとき(真ん中通路沿い、入口側端、シャッター側端)のときはぜんぶ角っちょのところだったので――今回、ディスプレイとか、荷物の置きかたとかで通路塞いじゃったりしてご迷惑がかからないかなとちょっと心配していたのですが、角側のおとなりが知り合いのサークルさん(新嘲文庫さん)だったこともあって、朝もリラックスしてブース設営にあたることができました。

今回は、こんな感じのスペースになりました。(写真撮った時はサークル看板がちょっと傾いていたのですが、後で直しました(汗))
IMG_0526.JPG
前回までとだいたい一緒。
ただ、R18作品の表示をもうちょっと明確にしたのと――ちょっと遊びでボードをつくった(後述します)のが相違点です。
「新刊」と「コミケ初売り」が計4冊ぶん表示できたのは、前回のコミケに落選していた時以外ではタイ記録だったので地味に嬉しかったり。

実際に始まってしまうと東西移動は難しくなるかなーと思っていたので、セッティングが終わった9時過ぎくらいに西ホールのサークルさん(2サークルさん)にご挨拶に。
9時半のホール閉鎖までにはある程度余裕で戻ってこられるよなーなどと思っていたのですが、けっこうギリギリになり(東西ホール移動は片道10分では無理でした)、さすがに走りはしなかったのですが早足で戻ってきて、東2ホールに辿り着いたのは閉鎖4分前。焦ってたのもあって席についたときにはじんわり汗かいていて、シャツに入れていた使い捨てカイロもはずしてのスタートになりました。

そんなこんなで、あっという間に開場時間の10時はやってきて。冬コミとしては2年ぶりのサークル参加となるコミックマーケット83は、ここに幕を開けました。

昨年の冬コミや前回(82)夏コミは文芸(歴史・文芸)ジャンルは最終日だったのですが、今回は1日目。ここはちょっと、自宅から本を会場に宅配搬入するときに迷うところでした。
創作文芸はジャンルとしてはひとつでも、「文章で創作をする」という共通点以外は実にバラエティに富んだ作品が集まる場所です。純文学(という括りってそれほど意味があるとは思えないのですが、便宜上)と呼ばれるものからいわゆるライトノベル(これも便宜上)までが、615というコードの中にすべて含まれている。なので、サークルによって「読み手のかたが共通しているジャンル」というのは異なるのですが――自分のような少年少女ものの小説を発行しているサークルにとっては、やはり「創作(少年)」あたり、R18ジャンルでは「創作(男性向)」が近いところにあるように思えるジャンル。そのジャンルと別に日のなるというのは、やはりいくばくかの不安……ジャンル通路に足を向けてくださるかたはどれくらいいらっしゃるかなあ、という不安がありました。
いずれにしても、壁の列が解消されて島中の通路に人口密度が増していくまでの最初の1〜2時間は、のんびりまったり過ごす感じかなあ、などと思っていたのです。

なのですが――
始まってみると意外にも、最初の15分くらいのうちに幾人ものかたに本をお手に取っていただくことができました。
いつもうちのスペースにいらしていただけるかたも、それから、おそらくはじめてうちのスペースにいらしていただいたかたもいらっしゃって。
もちろんうちのサークルくらいの規模ですと、盛況といってもスペースがあわただしくなるとかばたばたするとかそんなレベルではなく、ときどきひとがいらして本を買ってくださるというくらいのペースではあるのですが――けれども、最初の1時間としてはちょっとびっくりするくらいの冊数の減り方でした。
普段うちのサークルに本を買いにみえているかたがたにもお会いでき、今年一年お世話になりましたというご挨拶をすることもできて、幸福で幸先のいいイベントの始まりだったのです。

今回、うちのサークルはひとつだけ、ディスプレイに新兵器を投入してみました。
新兵器と申しますか、半分は思いつきのジョークアイテムなのですが。

IMG_0529.JPG
上のディスプレイの写真中央前列にも写っております、こやつです。

ちょっとこれですと、置き場用にこさえたブックスタンドのはさみ台が妨げになって見えにくいですね。
実際には、下記のような内容を印刷して、ラミネートしたものをのりつきスチレンボード(ハレパネ)にはりつけて持っていきました。

わはははは.png
(クリックで拡大表示されます)

それぞれの作品に登場するキャラクターの属性を表にしてまとめた、属性一覧表というやつですw
自分のところは分類としてはやはりキャラクター小説的なところがあり、自分としてもそこが(舞台となる街の風景描写などと並んで)いちばん力を注いでいるところです。
文章の場合は、ブースのぱっと見で「ここが自作の売り」というところをアピールするのが難しいというのがいつも悩むところなのですが、キャラものだとこういうのもアリかなーなどと冗談半分に思っちゃったりいたしまして。
2012年はpixivで小説や同人誌のお試し版を発表する機会が多く、そこで目にした「タグ」というもののわかりやすさと効果が記憶に残っていたもので、なんとか即売会のディスプレイにとりいれられいないかなー、などと思って考えた結果でもあります。

実際にこれをご覧になってどの本を購入されるかを決められたかたがいらっしゃったかどうかはわからないのですが、台から取り出してご覧になってくださったかたや、これについて尋ねてくださったかたもいらっしゃって、多少なりともつくっていった甲斐はあったのかなあ( *´ ω`*) などと思っておりますです。

それと、今回はツイッターで募集を知ったアキバBlog(https://twitter.com/akibablog)様の冬コミ支援ツイート(メールを送って、新館告知のブログ記事などをTL上で紹介していただける冬コミ前企画)に申請して、冬コミ3日くらい前に紹介ツイートをしていただくことができました。
ほかの冬コミ支援ツイートで紹介されているサークルさんのブログ記事等を見るにつけ、自分がリンク先用に用意した記事は地味だからなあ……などとも思っていたのですが、支援ツイートがあってから数時間の間はブログにもいつもの20倍くらいのアクセスがあって――そのおかげか一日を通して、はじめてうちのスペースを訪れてくださるかた(なのに、立ち読みなしに買ってくださるかた)が幾人もいらっしゃったように思えます。ありがたすぎる……!

ツイッター上でも、pixiv創作文芸見本誌会場HappyReadingさん(リンクはともに、うちのサークルの作品一覧ページになっております)にアップロードした新刊既刊の宣伝ツイートをさせていただいたりしちゃいました。(RT等をくださったかた、ありがとうございました!)
先ほど、文章はぱっと見で「ここが自作の売り」というところをアピールするのが難しいなどということを書いたのですが――ここ数年、お試し用のテキスト等を様々なルートで読んでいただく方法も、格段に増えてきたように思えます。

そんなこんなで――最初の一時間のペースよりはのんびりになりましたが、正午を回っても本をお手にとってくださるかたはひとりまたひとりといらっしゃって、午後の早い時間で、事前に思っていたこれくらい在庫がなくなったら幸せだなーなラインを超えることができました。

前にも書いたことがあるのですが、僕はコミケなどの大きなイベントのときには、閉会一時間ほど前の時点で搬出の宅配便を出してしまうのです。
とはいえ、そこで早めにスペースをたたんでしまうというわけではなく。「そこから一時間でもしも一冊も在庫が動かなくてもカートの空いたス場所に積んで帰れるくらいの冊数(合計で15〜20冊くらい)」を残して出す感じで。

今回、家からA3の箱ぎっしりの在庫を宅配搬入したうえ、印刷所さんからの新刊2冊を50冊ずつ分納(それぞれ、A4サイズの薄い箱)したので、開場時点では机の下がうちのサークル史上まれにみるみっしり状態だったのですが――宅配を出しに行くときには、A3の箱にちょっと余裕をもって収まるくらいに容量が減っておりました。
搬出で箱をふたつにわけないとダメかな……と覚悟していただけに、嬉しい誤算でありました。会場で不要になった段ボール箱つぶすのって、ほんとに気持いいですよね!( *´ ω`*) 

そして宅配便を出しに行った帰りに、ようやく自分の周りの文芸ゾーンを見て回って買い物。冬コミはやはり新刊を出されているサークルさんも多く、ほくほくでございました……
それにしても、コミだけではなくコミティアなどでも思うのですが、ここのところ文芸サークルゾーンを買い物に歩いていると、ディスプレイが素敵に目を引くスペースがたくさんで、おおおおっ! と目を見張ってしまいます。
ポスタースタンド使っていらっしゃるサークルさんもあり、iPadでムービーデモを流していらっしゃるサークルさんもあり、棚の本配置が工夫されていて手に取りやすいサークルさんも多く。
自分もディスプレイに関しては、上に幾度か書いた「ぱっと見でアピールするのが難しい」という文章のネックをなんとかしようと思って試行錯誤してきた記憶はありますが――もっと工夫をしていかないとダメだなあと、改めて思ったものでした。
文芸ジャンルに関しては(自分の身の回りのサークルさんでそういう声をきいたことはないのですが→)売れない系の嘆きがついてまわるものですが、自分的には文芸ジャンルの未来は明るいと思う。

スペースに戻ったりもう一度買い物に出たりしているうちに、時刻はあっという間に4時。始まる前は、コミケは6時間だから長めに時間があるよなあ……と思っているのですが、過ぎてみると本当に短い。
閉会のアナウンスと共に拍手が響いて、2012年の冬コミ――この年最後のサークル参加の一日は終わりを告げたのでありました。
1日目にサークル参加というのは、自分のほうの作業はすべて終わったあとにゆったりした気持ちで2日目以降に参加できるという心地よさがあって、今回も翌日翌々日に一般参加は予定していた(実際参加した)のですが……でも、サークル参加日が終わるとやはり、今年も終わったなあ( *´ ω`*) というふんわりした気持ちになります。

1時間前の宅配便だしの時に残しておいた在庫も半分以下になり(今回、閉会の数分前に複数冊を買ってくださったかたがいらっしゃいました……! ぎりぎりまでやっぱりスペースはたたまずにいるものです)、1日目だからどうかな……などという当初の心配とはうらはらに、3日目だった夏コミよりも最終的な頒布冊数は上回っていました。帰ってから数えてみたら、80冊弱くらい。
冊数はもちろん目安のひとつですべてではないのですが、今回はじめてうちの本をお手にとってくださったかたが多くいらっしゃったこともあり、嬉しい数字でありましたです。(購入してくださったかた、ありがとうございます!)

イベントが終わった後は新橋に流れて、知り合いの文芸サークルさんたちと打ち上げ。話も盛り上がって、楽しい回でございました。
イベント終わった後の打ち上げで書きものの話をしたりするのって、ほんとにやる気がわいてきますよね。翌日以降もあるので早い時間に解散したのですが、帰りの電車でも書きもの欲が高まってiPhoneでちょこっとプロットとか書きはじめちゃうくらいでした。
そんな感じで、2013年のイベント参加は心地よく幕を閉じたのでありました。
一年間オンラインオフラインでお世話になった皆様、ほんとうにありがとうございました!

(次回はちょこっと、3日目にあった嬉しいことについて記事を書かせていただきますです( *´ ω`*))
posted by つむぎゆう at 00:00| Comment(0) | 即売会参加情報/レポート
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