2012年11月23日

ポメラDM100さんを買いました

 即売会の準備と即売会のレポが続いていて、買ってからずいぶん日がたってしまったのですが――
 実は一ヶ月ほど前に、新しい書きもの用道具を購入しました。

 ポメラシリーズの最新機種(でたのはもうずいぶん前だけど)、DM100
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 まあ、いつかは買っちゃうだろうなーと前々から思ってはいたのですが――
 購入した複数のかたから、即売会やツイッター上で「使いやすい!」との声をお聞きして、がまんができなくなって。
 ちょうど、iPhoneをキャンペーンで購入して送られてきたギフト券と、ヨドバシのカードのポイントを足すとあと数千円で買えるくらいになっていたので、秋のイベント連戦の景気付けじゃー! とばかりに購入してしまったわけです。

 それから今日まで一ヶ月はもう、毎日使い詰め。
 なるほど、確かに書きものがはかどりますこの機械……

 先代のポメラさん(DM20)から、大きく変わったところは(書きものに使うところでは)だいたい以下の通り。

  1.折りたたみはできず、横長サイズのまま持ち運び
  2.電池は、単4だったのが単3に
  3.外部記録媒体が、MicroSDからSDカードへ
  4.白黒液晶のコントラストが増し、バックライトつきに
  5.縦書き文章うちが可能
  6.国語・英和・和英辞典つき
  7.CSVファイル(表計算はなく、文字のみ)扱いが可能に
  8.BluetoothキーボードとしてiPhoneなどに使用可能


 僕が購入を決めたいちばんの動機は、4番のバックライト搭載でした。
 平日にいちばん僕がポメラさんを使うのは、40分ほど乗車する仕事帰りのバスの中。朝は電車を使う経路の部分を、帰りはゆっくり座りたいのでバスを使っていて、最近その席で打ちものをするようになったのです。
 そうなると、夜のバスの中はバックライトがないと、走行中で車内照明が暗い状態ではちょっと画面が見えにくい。僕の場合は、できるだけいま打っているところの前後が同画面で見たくて設定でちいさな文字を使うので、なおさらです。
 なので、暗いバスの中ではっきり文字が見えるバックライトは、平日の書きもののメインになる夜のバス執筆の環境向上にものすごくプラスでありました。

 バックライトがつくと電池の消耗が早いかなあという心配はあった(こうした小型の白黒画面液晶の書きもの機の場合、電池をいちばん食うのがバックライトということが多いので)のですが、2の「電池は、単4だったのが単3に」のおかげか、バックライトをそれほど明るめに設定しなければ稼働時間はDM20とあまり変わらないような気がしました。休日を含めると一日1時間半〜2時間近く使用していると思うのですが、1か月前に使い始めて昨日2回目の電池を換えたところなので、20時間超くらいは使えているのかなー、などと。

 変更点の中でも小説書きにとって大きいのはやっぱり、5の縦書き編集でしょうかね。
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 僕はもともとワープロや、まだ縦書き機能がエディタで一般化していなかった頃のPCでも書き物をしていた経験があるので、打っているときはそんなに画面の縦書きにはこだわらないのですが――校正をするときにだけは、いちど縦で読みたい人間なのです。なので、いままでは文章が校正モードに入ると紙に印刷して持ち歩いたり、PCやiPhoneの縦書きテキストビューワーを使ったりして。
 ポメラさんが縦書き可能になると(最後の校正は趣味で紙でやるとしても)途中途中のこまめな校正作業が外でできるので、けっこう書きもの効率がアップします( *´ ω`*) 
 文字をちいさくすると文庫本1ページぶんくらいは楽に一画面に入るので、ビューのときちゃかちゃかページ切り替えなくってもいいのも楽。

 あ、そういえばこないだポメラはじめてつかうというかたとお話ししていたときにちょこっと話題になったのですが、ポメラの画面のページごと切り替えは「ATL+上下(横書きのときも縦書きのときも共通)」です。DM100はキーに「Pageup/down」等の表示がなく、説明書には書いてあるもののだいたいフィーリングで使い始めてしまうのでそのかたはご存知ではなかったということで……。テキストビューのときにページ切り替えのショートカットは便利なので、ご存知のかたは今更かと思われますが書かせていただきますです。

 6の辞典と7のCSVファイルは、いまのところまだ使ったことがないです。自分は辞典は類語辞典の使用頻度が高いので、外ではiPhoneのレポのところにも書きましたiPhone用の角川新類語辞典を使うことが多いのと、CSVファイル閲覧編集は便利そうだけれどいまのところまだポメラで扱う用途が思いつかず……。キャラの名前一覧とか、プロット/シーンシートとか、書きものするとき特有に使う設定メモを持ち歩くのには便利であったりするかもしれませんね。

 8のBluetoothキーボードは、iPhoneさんには別途ミニスライドキーボードつけちゃったので使わないかなーなんて思っていたのですが、意外と重宝しております。
 外でiPhoneをかたわらに書きものしててちょこっとツイッターで呟きたいときやメールを打ちたいときなどに、ワンタッチでBluetoothキーボードに切り替えて打って、終わったらまた小説書きモードに切り替えて作業続行なんてのが手軽にできるのが吉。まあ、あんまり手軽にできすぎて気が散ってしまうと、ネットには繋げないというポメラさんの最大の長所を台無しにしてしまうので注意が必要ですが……

 そんなこんなで、機能面はほんとに強化されてて、小説を書くには特に欠点が見当たらないように思えます。
 取扱いのときに、DM20までに比べて薄くなったぶん画面をあけるときのとっかかりがなくってちょっと注意深くやらないといけないというのはあるのですが、あまりわずらわしいというレベルではなし。逆に、こういうタイプの機種って壊れるときには画面とキーボードを繋ぐ連結部分のヒンジが長年の開け閉めで傷んでひびが入るという寿命の迎え方をすることも多い(うちは、シグマリオンさんがそれで天に召されました)ので、開け閉めがあまりぱかぱかできないというのは逆にいいのかもしれません。
 あ、壊れるといえば――本体そのものの故障要因ではないのですが、ちょっと気をつけないといけないかなーと思ったところがひとつ。DM100はDM20までのMicroSDカードからSDカードへ記録媒体が変わったのは上にも書いたのですが、そのSDカードのさしこみ口は側面にあって、カバー等がついていません。なので、ここにホコリやごみが入りこんじゃうというのはけっこうありがちなことのような気がします。ポメラさんではないのですが、以前同じような機種をそれで故障させてしまって修理したことが。鞄の中に入れて持ち歩くのでちょっとしたごみが入り込んでしまう危険性は多く――空いてる時には使わなくなったSDをダミーカード代わりに挿しておくとか、ケースをあつらえてやや厳重に持ち歩くとかするのがいいのかもしれません。
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 (自分は、ヨドバシで買ってきたカメラ部品用のソフトケースにおさめて、縦に鞄の中に入れています)

 そんなこんなで。実売価格は僕が買った時は24000円ほどで、いまやWIN7やandroid搭載のミニノートが3万円切る時代なので、客観的には安いとは言えないガジェットなのかもしれませんが――PCでの作業のメインがテキスト打ちこみ、という僕のような人間には、それ用に特化されて動作がひたすら軽快なポメラDM100さん、まさに理想の一台といってもいいような気がいたします。

 そういえば、僕がPCを使うようになって最初に買った外出打ちもの用の機械はNECのモバイルギア2で。この機械に関してはもういくら語っても語りきれないほどの愛着と思い出があるのですが――
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 今回のポメラDM100は、「単三電池で動く白黒液晶フルキーボード付き機種」ということで、いろいろな機械を巡っていちばん最初の地点に戻ってきたような。
 モバギ2の時代もWEBでいろいろな小説を書いていたけれど、今回のポメラさんも、頼れる相棒として原稿を進めていけるとよいなあ( *´ ω`*)
posted by つむぎゆう at 00:00| Comment(0) | 書きもの道具・環境・同人TIPS
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