2012年10月22日

外出書きもの機としてのあいぽんさん その3(終)

 ちょいと間をあけてしまったのですが(というか日記そのものも間があきかけてた危ない……!)、あいぽんさんを書きものに使うことについての記事の続き(これまでの記事は、「書きもの道具・環境」カテゴリをご覧ください)。ラストの今回は、実際に書きものに使うアプリについて書いてみたいと思います。

 とはいえまあ、外で書きものをするときに必要なソフトというのは基本的にテキストエディタと、自分なんかはできれば縦書きのテキストビューワー。ひとさまによってはアイデア練り用のメモ管理アプリくらいのものでしょうか。

 エディタは――とっかえひっかえいろいろ試すのも先立つものがかかるので、

  ■できれば縦書き表示可能
  ■キーボードを使う関係で、画面を横にした状態に対応
  ■Dropboxの書き出しと保存可能

 くらいの条件でネットで検索して使い心地の評判などを読んで、ものによっては試してみたうえで、iTextPadを選びました。


IMG_0267.PNG
 画面キャプはこんな感じ。


 テキストビューワーとしての画面が読みやすくて使いやすいというのが、選んだ理由のいちばん大きなものでした。
 このモードで液晶画面を左右にフリックすると1ページぶんが切りかわるので、文庫本を読んでいる感覚でテキストビューができる。


IMG_0268.PNG
 修正したくなったら、「書く」をタップして編集モードに入ります。
 編集モードは、ちょっと残念ながらテキストは横書き。自分の場合はスライドキーボードを使っているので、このときはiPhoneを持ちかえて横長画面でつかっています。
ビューモードと編集モードで画面が縦横切り替わるのが鬱陶しいかなと最初は思っていたのですが、動きはスムーズなのでストレスはありませんでした。

 ひとつちょっと面倒なのが、カーソルは編集モードの際の最終位置におかれていて、ビューモードでページを移動してもそれから編集モードに切り替えるとさっき編集した位置に戻ってしまうことでしょうか。
 ここを直そう、と思って編集モードに切り替えてもその場所までスクロールさせなければならないのが、すこしわずらわしい。
 ただまあ、スクロールもパネルをフリックしてできるので、これについてもさほどのストレスにもタイムロスにもならないです。

 エディタとして不自由はない(Windowsのメモ帳のモバイル版といった感じ)のですが、全体的な雰囲気としてはビューモードの優秀さの方がより際だっている感じ。自分の勝手な印象としては、「読んでいて気になったところがあったら修正編集もできるテキストビューワー」といったところでしょうか。
「通常はテキストはPCやポメラで打って、iPhoneはちょっと空いた時間に読み直しや修正・校正をするのに使う」という使い方をする僕にとって、まさにうってつけのアプリという感じでした。
 保存は、Dropbox連携。いちど編集フォルダをDropboxに指定してしまえば以後はそのままローカルフォルダのような感覚で開く・編集・保存の流れで使えるので、不自由がないです。(自分の場合はメインがSDカード等のメディアなので、外でDropboxを編集したら帰ってきて同期するのを忘れないようにしないとですが)

 そんなわけで、タイムリミットが近づいてきて電車の中の時間も読書から書きものにチェンジしたい……! という時期の頼れる相棒になりそうです。

 さて、自分の場合は実はテキストエディタ(+テキストビューワー)とファイルの管理ソフトがあるとモバイルに求めるものはほぼ満たせてしまう(あとはもう、ちょこっとネットができればよし)のではあります。
 アイデアノート的なものはプレーンテキストをひとつつくってとりあえずそこに打ち込む習慣になっているし(あ、ただ、Evernoteは興味があるのでインストールしていろいろ使い方を模索してみたいなあと思っていたり)、音楽は別途MP3ウォークマンで聴くし、動画は外では見ない。あとはもう、最初から添付されているアプリでだいたいの用事がすんでしまう感じ。

 とはいえ、せっかくいろんなアプリケーションがストアにあるのにまったく試してみないのももったいないかなーなどと思い、いろいろ検索してみた結果――
 ひとつ、あ、そういえばこれは外で書いてて、ほしいなって思ったことが多かったのだよなあ……というソフトに思いいたりました。

 類語辞典です。

 書きものをしているとどうしても、んああああここにぴったりの言葉が見つからない! ●●もちょっと違うし××もなんだかしっくりこないし……! というのはよくあることで。そういうときにほんと、同じ意味の単語を一望できる類語辞典があると助かる。
 家のPCには別の類語辞典ソフトをいれて使っていて非常に便利なのですが、これまで外で書くときはとりあえずそういう箇所は空白にしておいて、帰宅してから調べて埋めるというやり方をとっていました。
 でも、こういうタイプの辞書ソフトってそれこそスマートフォンにうってつけの分野のような気がしますし、探して試してみる価値はある。

 って思って試しに「類語辞典」でアプリ検索かけてみたら、あっさり見つかりました。

 角川類語新辞典。

 お値段的にはちょっとするのですが、アプリの中ではやや高め、という程度。紙の辞書を考えたら安いものです。角川親類語でしたら、書籍版のものも昔から愛用していて自分の中で信頼度も高いので、かって失敗という目も考えにくい。ってなわけで、見つけて30秒でぽちっと購入しちゃいました。

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 結果として、これは実にいい買い物でしたです。
 検索窓に単語を打ち込むだけで類語がずらっと表示されるので、文中で表現に違和感のあるときに替わりの言葉見つけるのにほんとに便利。
 これがあるおかげで、ポメラさんで喫茶店で書きものをするときにも、かたわらにあいぽんさんを置いてときどき辞書をひきひきするスタイルになっていきそうです。

 あと、最近は、電車で2〜3駅だけ移動するとき――書きものや読書するにはちょっと時間が短いときなどにこの類語辞典立ち上げて、「言う」とか「視線」とかそういう書きもの中で多用しそうな単語の類語を眺めて乏しい語彙力をトレーニングするのに使っていたりなんかしています。

 そんなこんなで、アプリ編はここまで。
 なんだかiPhoneについてちょこっと書くつもりが全4回という思わぬ長丁場になってしまいましたが、これもまあ、当初思っていたよりも外での書きものにずっと役に立ちそうだなあというわくわく感があるがためのことで。
 これから使っていって、また何か思ったことがあったら書いてみたいと思いますー

posted by つむぎゆう at 00:00| Comment(0) | 書きもの道具・環境・同人TIPS
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