2016年05月14日

コミティア116 参加レポート

5月5日のコミティアでお会いしたかた、お世話になったかた、ありがとうございました!
おかげさまで、自分にとって春のイベント群参加を締めくくる満ち足りた一日でありました。
今日は簡潔ながら、そのレポートなどを!

今回、新刊(『春日横丁ラプソディ』)はオフセットで入稿してすでに自宅分納分は届いており、家から送る在庫(既刊)も送り終わっていたので、本に関しての前日まで続く作業はなし。
なのでちょっと、前から思っていた「新刊の宣伝を気合を入れてやってみよう!」というのを実行に移してみました。
 WEB宣伝って、「会場ではなかなか立ち読みをして判断をしていただくことはできない(会場を幅広く回ろうと思っていらっしゃるかたは、ひとつのサークルに多くの時間はかけられない)」という文芸ジャンルの悩みの解法のひとつですよね。pixivやHappyReadingさんや自分のHPにサンプル文章を置いておくことで、事前の(当日に比べれば)時間制限のないあいだにご覧になって判断していただける。しかも、自分が「ここが見どころ」と思った箇所をサンプルにあげておけるという。個人的には、これをさせていただかない手はない、という考えがあります。
 ただ、自分の中で毎回悩みどころなのが「どんな形式で、どれくらいの頻度回数で宣伝をすればいいか」というところで。あまりにも頻度が多いと――ものすごく極端な話「5分に一回自動ツイート」とかだとほぼ間違いなくリムーブされるかミュートされてしまうでしょう。もうちょっと頻度を落としても、どこかに「これ以上頻繁だと煩わしく感じられて逆効果になってしまうライン」というのは存在するように思えるのです。もちろんそんなラインは見てくださるかたごとに違っているものなので考えすぎても答えは出てこないのですが、でもやっぱりこう、趣味の分野でもあるので多くのかたに辟易されるのは避けたい。回数に関しても、同様にいろいろ悩むところがあります。
なので今回は、挿絵を描いてくださったぐり太さんにキャラクターラフをWEBなので使ってもOKというお話をいただいていたので、ありがたく立ち絵を使わせていただいて、

0430初穂 .png0503桐香.png
「1日1度宣伝ツイートするけれど毎日内容がちょっと違う」という感じでやってみようかなあなどと思って画像を作りました。
 基本的に、毎日定時(21時ごろ)にキャラクター紹介イラストとそのキャラクターの出てくるシーンの文字キャプチャー、それにpixivのサンプルページをセットでツイート。幸い、仕事があるのは3日目だけだったので、その日はiPhoneにあらかじめツイート下書きをセットしていって呟きをしたのです。
 RT等をたくさんいただいたおかげで、当日までのpixivのお試し版閲覧数はいつもの新刊のお試し版の3倍以上ご覧になっていただくことができました。もちろん、閲覧数は目安以上のものではないですが、読んでくださったかたもいらっしゃった手ごたえもあって、ほんとうにありがたかったです。
(WEBでの宣伝についてはまた後日、ちょこっと自分の思うところとかを書かせていただきたいと思いますー!)

IMG_7899.JPG
 ポスターも秋葉原製作所さんでプリントし、いただいたイラストで当日のボードもつくり、新刊ではないですがコミティア初売りの『TOKYO SWEET ROOMS2』のボードも写真を加工してこしらえて――今回はひとまず、事前にやってみたいと思ったことはすべてできたと思う。

当日は6時に目が覚め、用意と最終確認を終えビックサイトへ。
いつもと同じくらいの時間(サークル入場が始まる20分前くらいに東ホールに着く感じ)で行ったのですが、りんかい線内も国際展示場駅に着いてからの外通路の人口密度もいつもの1.5倍くらいな印象で、やっぱり5月のコミティアはいつにもましてお祭り感があるなあと思ったものでした。創作ジャンルの自分にとっては、夏冬のコミケと5月のティアがやっぱり一年の3大イベントなところもありますものね。

さて、上に書いたように用意は万全だったのですが、ひとつだけ会場に着くまで心配だったことがありました。
今回、新刊はすこし多めに刷ったので家に送っていただくぶんと会場に搬入していただくぶんを分けて――いわゆる分納をつかったのです。印刷所さんのセット内で3カ所まで分納はしていただけるので。
で、分納の最低単位は100で、それ以下に分けると手数料がかかるかたちだったので、ついついいつもの調子で「さすがに100部は売れないけど、まあ残ったぶんは既刊と一緒に宅配で搬出すればいいかな」と、気楽に100部直接搬入をお願いしてしまったのですね。
で、もしかしたらそれは間違った判断で手数料かかってでももうちょっと少ない数を直接搬入にしたほうが良かったかも……! と思ったのは、自宅への宅配分が届いてからで――
156ページ・用紙90kg印刷というのをちょっと僕は舐めていたような気がします。うわー、これ、会場に搬入していただくぶん、A3の箱1つにぜんぜんおさまらない塩梅じゃんかよーう!
なのでまあ、「送る既刊分を合わせて3箱になってしまうけれど、どうすれば(頒布数が少なくても)帰りは2箱にできるか」なんてことを本気で悩んだのですが、既刊は既刊でそのうち一冊は初売りだったりするのでそこそこの部数を持っていき、A4のわりと背の高い箱がぱんぱんになって。

会場に届いている箱はどんな感じかなー……と思ってスペースに行ってみると、

IMG_7900.JPG
やっぱりA3箱2箱でした。中身の容量でみると、1.6〜1.7箱くらい。
となると、持っていった背の高いA4箱の既刊を合わせると2箱半弱くらいになってしまうわけで。あわわわ場合によっては搬出の宅配便3つつかうことになるのでは……と、ドキドキしてきたものでした。

とはいえまあ、始まる前からそんなことをあまり気にしていても仕方がなく。ディスプレイは今回新しいもの(ポスターとボード)が多く、折り畳みケースを使っての2段組みフルセットも今年に入ってからは実は初めてでしたので、セットしてて高揚感はあります。
IMG_7906.JPG
仕上がりはこんな感じ。
過去最多の参加サークル数のコミティアということで三ホール開催でも通路幅はやや狭めで、角度的にポスターがどのくらい道ゆくかたの目に入るかだけがすこし心配だったのですが、試しにセッティングしてから自分のサークルスペース前を幾度か歩いて通り過ぎてみたところ、ちゃんと視界に入るようでひと安心。

飲み物を買いがてら周辺をぶらっとしてみたり、お会いした知り合いのサークルのかたとお話をしたりしているうちにあっという間に11時になり、今年のGWコミティアもいよいよ開幕。
 コミティア――特に人の多い5月のティアは、自分の過去の頒布記録(時間ごとの表になっているのです)をみる限りだといちばん本をお手に取っていただけるのは12時〜13時の間で、始まってしばらくの間は遠い外周通路の混雑を目にしつつののんびりタイムの印象。
 なのですが今回、目の前の通路にも早い時間からひとさまの往来があって、足をとめて見てくださるかたも多かったように思えました。そのおかげか、新刊と初売り本を中心に最初の三十分のあいだにも何冊かお手にとっていただけて……!
 お昼が回る頃までには、いつもうちのスペースにいらしてくださるかたがたにも、新刊をお手にとっていただくことができました。(ありがとうございます!)
 
 同人でもWEBでも、「(書き手とかぶらない)読者のかた」の少なさや、そもそもそういった純然読み手のかたがいらっしゃるのかということはときおり不安げに話題にのぼったりするものなのですが――自分が即売会に参加していて実感するところでは、一般参加者のかたで文芸スペースを回ってくださっているかたは、決して少なくないと感じます。スペースにいらしてくださったかたにお話をおうかがいすると、そうした同人誌を読むのが好きで即売会に一般参加されているかたの、(文芸に限らず)幅広く即売会に足を運ばれている熱意や、気に入ってくださったサークルの参加情報をチエックして回ってくださっている熱意はほんとうにありがたく感じ入るばかりで――僕たちサークル者が、同人誌即売会や同人世界というものが読んでくださるかたによって支えられていることを改めて思う次第なのです。

上にも書いたように、今回はちょこっと事前宣伝を積極的にさせていただいたのですが――
お昼過ぎくらいにスペースにいらしてくださったかたで、『春日横丁ラプソディ』を買ってくださるときに、
「〇〇さんのリツイートでこの作品の宣伝身見て、気になったので――」
とおっしゃってくださったかた
がいらっしゃったのは、今回のイベント時間中でもいちばんうれしかったことのひとつでした。あまり詳細書いてしまうといけないとは思うのですが、あのときにお声をおかけくださったかた、ほんとうにありがとうございました! うちの本、もしもお気に入っていただけたならこれ以上の幸いはないのですが。

 それだけではなく今回は、Twitterで相互フォローさせていただいているかたたちにも多くお会いできて、お話をしたり本をお手にとっていただいたり、サークル参加されていたかたとお互いの本を交換・購入させていただいたり、嬉しい時間でありました( *´ ◡`*)

 自分ははじめて即売会にサークル参加してから15年ちょっとくらいで、TwitterやpixivなどのSNSを使い始めたのはそのうちここ5〜6年くらいなのですが――やはりそれ以前とそれ以後で、同人活動の様相(個人的にも、ジャンル全体や同人世界全体を見渡してみても)もずいぶんと変わったなあという印象は強いです。気をつけなければいけないことも増えたけれど、おおむねは良いほうの意味で。
 即売会に参加して会場で本を買ってサークルさんを知ったり、会場でいらしていただいたかたに自分の本を知っていただいたりというのはもちろん喜ばしいことで、SNS上での活動が盛んになった現在でも同人活動のベースなのですが……それに加えて、同じ属性を持っていらっしゃる文芸以外の別ジャンルの創り手さんや、文章も漫画(イラスト)も読まれる読み手のかたに自分の本を知っていただき、お手にとっていただく機会は格段に多くなった気がするのです。自分の場合は属性オンリー(Girls Love Festival、眼鏡時空、し〜むす!、ぷにケット等)にサークル参加することも多くてそこで知り合わせていただいたかたも多くいらっしゃるのですが、そうした属性オンリーに参加するようになったのもSNSで知り合いになったかたが参加されているのを知ったところからであることが多いですものね。
 すこしずつすこしずつ世界が広がっていくのはほんとうに楽しいです。

それにしても今回のコミティアは、会場の熱気という意味ももちろんですが、実際の温度的な意味で暑かったのも印象的でした。GWのころって、確か去年もでしたが例年のその時期を大幅に上回って暑い日が続いたりするのですよね。
 普段の春ごろの即売会は自分、朝に1リットルのペットボトルのお茶を買って行って、あとは会場で甘いものが欲しいかなあとか思って缶ジュースを1本買うくらいで閉会までもつのですが、この日は1リットルのペットボトルのお茶が開場までの準備〜開会1時間くらいで飲みきってしまい、幾度か自販機コーナーとスペースを往復して、最終的にジュース1缶とペットボトル500mlのお茶を3本――持ってきた1リットルをあわせると、準備時間含めての7時間で2.8リットルも水分をとっていることに……!
 それでいて、お手洗いに立つ回数は普段通りくらいだったので、知らない間にいかに汗をかいているかですね。朝出がけに、肌着に制汗スプレーをふりかけてきたのは正解だったのかもしれない……

スクリーンショット 2016-05-14 11.12.08.png
 そんな感じなので、いつも持ってきている留守中のスペース札のうち、「ほんのちょっと留守」用のこの札が異様に活躍したコミティアだったのでありました。

今回、ひとつだけ残念無念だったのは、今回に限ったことではないのですが、買い出しに出る時間が結局14時すぎくらいになってしまったので、新刊が売り切れてしまっているサークルさんや、もうすでに撤退されてしまっているサークルさんも多くいらっしゃったことでした。あと、ちょうどこちらがおたずねしたときにサークルさんも買い出し巡回中で、すれ違いにうちのスペースにいらしてくださっていたことを終了後にTwitter等でお話をして知るといういつものパターンもw
 コミティアはほんとうに、スペースにいるのは楽しいのですが同時に買いものにも出たい! コピーロボット欲しい! って思う即売会で。もちろん知っているかたに売り子さんをお願いするという方法もあるのですが、でもでもやっぱりスペースにいらしてくださったかたには直接お迎えしてお会いしたいという思いもありで。
 こればかりはほんとうに、ひとりサークルで即売会に参加しているひとの永遠のジレンマなのです……

巡回から戻って15時近くになり、いつものようにスペースには「そのあともしも一冊も頒布がなくても持って帰れる分」を残してクロネコヤマトさんの宅配に。
 上記のように始まった時点では「A3箱いっぱい×1、A3箱半分強くらい×1の印刷屋さんからの直接搬入+高めのA4箱ぎちぎちいっぱいの宅配便搬入」という、うわわこれ帰りどうなっちゃうの……; という
状態だったのですが、新刊既刊ともお手にとっていただいたおかげで、「A3箱いっぱい×1、A3箱中身はちょっと×1(+余白にディスプレイの荷物詰め)」と、搬出の宅配は2箱にすることができました。
 とはいえ、A3箱いっぱいはやはりおそらく15キロくらいあるのに加えて、本はすこしだけどディスプレイの荷物つめこんだもうひとつのA3箱もけっこうずっしりときて――ふたつ詰んでまとめてもちあげた瞬間は、うひょぉっ!? っていう感じでしたw
 そのうえ、暑さでぼんやりして、宅配受付は東5ホール外(わりと近め)だったのに間違えて東6ホールの端までもっていってから気がつくという、いつぞやのコミケの反省がまるで活かされていない体たらく;
 いやほんと、ぎっくり腰とかにならなくてよかったです。

帰ってきたときにはもう15時半を過ぎていて、通りがかる知り合いのかたとお話をしていたりしているうちにあっというまに16時の閉会時間に。
 GWコミティアの閉会の拍手を聞くと、(サークル参加的には)ああ今年の春のイベント群も終わったんだなあ……という気持ちになりますね( *´ ω`*)
 新刊も既刊もたくさんお手にとっていただけて、特に新刊は会場持ち込み分の半分くらいが頒布させていただけるという、予想もしなかった好結果でした。販売の額は本の単価にもよってくるので目安でしかないのですが、過去通算51回のコミティア参加の中で2番目の頒布額、過去いちばんだったときとも数百円差という……
 これもほんとうに、お手にとってくださったかた、事前宣伝をTwitterなどで拡散してくださったかたのおかげなのです。

閉会後は今回、過去TL上や即売会で幾度かお話させていただいていたにえあさん(@niea58)たちの打ち上げにありがたくもお誘いいただいていて――初めてお会いするかたがいらっしゃるオフの席って自分ほんと緊張してしまうたちなのですが、閉会後におじゃまするとほんとに気さくに暖かく迎えていただいて、うきうきしつつゆりかもめに乗り込んだものでした。
最初予定していた新橋で、「うわー、今日は烏森神社の例大祭だったんですね、お祭りのあとって雰囲気いいなあ」とかお話しながら歩いていたら入ろうとした居酒屋入ろうとした居酒屋すべて町内会さんのまるごと貸し切りになってるというトラップはあった(烏森祭は毎年5/5が最終日らしいので、来年以降もGWティアの打ち上げ新橋にされるかたはご注意なのです)のですが、有楽町に場所を移して飲み屋さん→喫茶店のコンボ。映画やアニメのストーリーラインのお話や、イラストのお話(描き始められた動機とか、こだわっている部分とか)等々、ほんとに濃くて面白くて、自分は文章の人間なのだけれど耳にしてて活力が湧いてくる夜のひとときでありました。ありがとうございました!

 そんなわけで、自分にとって春の陣の最後を飾るお祭りの5月コミティア、今年の春はこれでもう思い残すことはないぜー! という幸せな一日だったのです。
 当日お会いしたかた、お世話になったすべてのかた――それに、前日までにWEBで宣伝等を広めてくださったかたやお声をおかけくださったかた、ほんとうにありがとうございました。
 またあらためて告知させていただきますが、6月は、

●6月 5日(日)Girls Love Festival17 
●6月25日(土)眼鏡時空16 
●6月26日(日)し〜むす!13 

 と、属性イベント3つに参加の予定です。うわ、会場全部pioではないですか。
 新刊を用意していけるように、また書きものにいそしんでいきたいと思いますー( *´ ▽`*)
posted by つむぎゆう at 23:58| Comment(0) | 即売会参加情報/レポート
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