2016年01月10日

コミックマーケット89 2日目サークル参加レポート

 皆様、昨年はほんとうにお世話になりました。
 2016年もまた、なにとぞよろしくお願いいたします!

 って、うああああーなんだか2カ月間も更新してないではないですか……! この間にいくつか、イベントにもサークル参加や一般参加してきたというのにもう!
なんかちょっと、12月頭くらいに仕事のほうの数年ぶりくらいの大きな山場があって、それが終るともうコミケの〆切が目前という状況だったので、ついついこんなんなっちゃいました。
毎年年初めに申し上げていることですが、2016年はもうちょっとコンスタントにこの日記でもいろいろ書いていきたいものです。イベント情報だけではなく、もうちょっといろいろ、ね。

 さて、まずは2015年の締めくくりのイベント――冬コミのレポートを書かないことには今年も始まりません。
 今日はちょっと、(長くならないように気をつけつつ)したためていきたいと思います。

今回の冬コミ、新刊のうちの一冊、印刷所さんにお願いするほうは12月下旬にもう入稿が終わり、無事に本が出せそうというかたちになっていました。はずみで寮のルームメイトの友人と初夜を迎えてしまった眼鏡女子中学生さんの、どぎまぎしたり不安定になったりする翌日の一日の心の動きを描いた短編『あたらしい あさがきて』(リンクはpixivのお試し版ページです)
 これが完成していたのでちょっとだけ気持ちに余裕があったというか、前述の仕事の山場も乗り切っていたので12月頭に比べればある程度そちらのゆとりもあって、書いていたもう一冊――R18のほうもなんとなくコピー誌でいけるのではないかというところまで、28日(2日前)の時点では来ていました。
 28日、仕事が終って、家に帰ってざざっと推敲と手直しと編集をして。寝て起きて29日(コミケ1日目)朝に、新しく買ったプリンタさんをセッティングして、両面印刷を試して。よし、これならいけそうだというところでプリンタさんにタスクを課して1日目に参加。帰ってきてからもプリントを続け、経過は順調。




 夕方の時点では、どこかそこはかとない不安は感じつつも、まあここまでくれば大丈夫だろう! という気持ちでツイートをしていますね。

 でもって、夜の11時過ぎ。




 無事に本文と表紙の印刷も仕上がって、このツイートをして。



 ふっと気を抜いて椅子によっかかったら、朝の4時前になっていました。



 …………。
 ほーらやっちまいましたよ!
 しかもこう、寝ている間にしっかりディスプレイ作りしてる夢とか見てたんで気持ち的に作業してたかのような感覚が残ってて、ベッドに寝てないのもあって疲れとれてない感が半端でない;
 とはいえまあ、寝落ちしてしまったものはしょうがない。
 幸いディスプレイもデータとかはコピー誌本文印刷と並行して作ってあったので、そこまで切羽詰まった状況ではありませんでした。考えてみれば目覚ましかけてたわけじゃないしそのままもう1〜2時間寝てたらほんとに末期的なことになってたわけで、4時前に目が覚めたのは僥倖というほかはなく。
 綴じまで終わっていたコピー誌に製本テープ貼り付け・見本誌づくりと参加登録書の記入・ディスプレイの印刷とラミネートと荷詰め・2日目のサークルチェックしたものの印刷などを急いで行い、いつもよりちょっと遅めの6:40くらいに家を出ました。
 幸い「遅くなったので混むかな……(いつもは、始発付近の参加者のかたの波が引いてちょっと空いたあたりの時間に乗ってる)」という予想とはうらはらにりんかい線でも大崎始発の電車に乗って、あまつさえ座ることができたりして、快適な国際展示場への旅路でした。

会場に着いて、さっそくブースをセッティング。今回、誕生日席の内側のスペースで――そういえば、誕生日席は幾度か経験はあるのですがいつも外側だったので、内側って実は初めて。

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 こんな感じになりました。
 ふだんとあまり変わりばえはないですね。変わったところというと、
 
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 二段になっている本置き場の上段に布(手拭い)を敷いてみたのと、

IMG_6934_1.jpg
 いちばん上の写真の時点ではまだつけていなかったのですが、サークルのスペースナンバーとサークル名を表示する紙にTwitterのアイコンを入れてみたことくらい。
 アイコンは、Twitterで知り合ってうちのスペースに初めていらしてくださったかたに、前通りかかってすぐわかりましたー! と、まずまず好評でした。

 会場直接搬入にしていただいた本も無事に届いていて、印刷もばっちりでした。
 今回、春先くらいまで頒布できるくらいの部数で――と思っていたのでいつもより少なめにしたので、はじめてオンデマンド(表紙はオフセット)のセットを使ってみたのです。ねこのしっぽさんなので仕上がりは安心、と思いつつも初めてのことなので、オフセットとどんな感じに違うのかなーとかいろいろどきどきしてはいて……。ですが、こうして届いてページをめくってみると文字もルビのちいさな文字まではっきり読みやすく印刷されていますし、オフセットの表紙も朝の空の写真をそのままグレーにして文字入れただけなのに、ものすごく綺麗に印刷が出てました。
 開始してから午後に、サークルスペースに回ってきてくださったねこのしっぽのおねえさんに、うわー印刷すごい綺麗ですー! って興奮気味にお伝えしてしまったのでなんか不振人物だったかもしれぬ……

そうこうしているうちに10時はやってきて、拍手とともに冬コミの2日目は開幕!

 外周ではない文芸ゾーン通路の人口密度が満ちてくるのには開幕から数十分くらいの時間がかかるのですが、その間にも複数のかたが本をお手にとってくださいました。
 そういえば今回、開場からうちのスペースにいらしてくださったかたが三名様続けて既刊のみを買ってくださるという、あれ? あれ? という不思議なスタートだったのです。
 一瞬、値札の新刊表示を出し忘れているのではないかと前に回って確認しちゃったりもしたのですが――でも考えてみれば、期間をお手にとってくださるというのははじめてうちのサークルにいらしてくださったかたか、前に別の本をお手にとってくださって二冊目以降を買いにいらしてくださったかたであるとお見受けできるわけで。今回、事前のSNS等での宣伝で今回持って行く本(新刊と既刊)をまとめてPDFを作ってみたり(R18な本の見本を含みます)して、身に余るくらいのRT等をしていただいたので、それを目にしてはじめていらしてくださったかたも多かったのかもです。ありがとうございます!

12時を回ったあたりから、目の前の通路も人ににぎわうようになり、周囲のスペースも自分のところにも続けてひとさまが訪れるように。新刊二冊も、早いペースでお手にとっていただけました。
 新刊ありますか、新刊ください、というお声をかけていただけるのは本当にありがたいですね。
 (これを書いている最中でちょうどTwitterが「感想をいただくこと/いただけないことについて」的な流れになっていたのですが)よく言われることですが、新刊を求めていただけるというのは、「前に別の本を買って、それを読んでみ多結果、次にイベントで見かけたときにまた本を買おうと思った」という評価をいただいたということであり、それは言葉ではない感想をひとついただいたに等しいことだと思うのです。
 自分のスペースにいつもいらしてくださるかたにも新刊をお手にとっていただくことができ(ありがとうございます!)、テンションのあがる時間帯でした。

 イベントによって、またその回によって多少の違いはあるのですが、自分は夏冬のコミケでは11時台〜12時台の二時間がいちばん多く本をお手に取っていただける時間帯で――今回のコミケの12時台は2015年の最後にして、この年いちばん在庫が数を減らした一時間だったです。

そういえばこの日に限らずですが、今回のコミケは暖かかったですね……!
 ホール内は開場すると人の熱気で暖かくなるのは常なのですが、今年の冬コミはサークル入場から開場までの時間もさほど寒さは感じなかったし、この翌日は早朝から東駐車場(今は工事中)の待機列に並んだのですが、風はちょっと冷たいものの芯から冷え込む寒さではなかったです。
 この2日目は特に、いやー寒くなるだろうなーとか思ってホッカイロを仕込んでいったらちょっとありえないくらいあったかくて、汗とかかきながら飲み物の自販機とサークルスペースの間を往復する一日なりましたw
 あ! それと――この日は朝にちょっとあわててて行きに駅やコンビニでお昼ご飯を買い忘れてきてしまったので、いただいた差しいれで夕方までカロリーをつないでおりました。くださった皆様、ほんとうにありがとうございました……!!

持っていった新刊のうち、オフセットのほうは印刷所さんから100冊まとめて直搬なので在庫はゆとりいっぱいでしたが、30部ちょっとしか刷っていかなかったコピー本の新刊は14:30ごろにめでたく完売。
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 綴じ終わった瞬間寝落ちして朝にひいこら言いながら背表紙シール貼って仕上げた新刊なのですが、寝不足作業のかいがありました( *???*) ありがとうございます!

そんなこんなで時間も過ぎていき、時刻は14時45分に。
 以前から書いているのですが、自分のサークルはイベント終了一致時間前くらいに「それ以降もし一冊も在庫が動かなくてもトランクカートで引いて帰れるぶん」を残して先に搬出の宅配を出しにいってきてしまうのです。閉会の拍手は自分のスペースでしたいけれど、終わってから宅配列並ぶとえらいことになる、というひとりサークルのジレンマを解決する苦肉の策。
 夏のときはよくアナウンスに耳を傾けていなかったがために自業自得的にえらい目にあった(夏コミレポート参照)のですが、今回は確認も万全。2:45ごろに送るぶんの在庫とディスプレイを箱に詰め、東6ホール前のクロネコヤマトさんの列を目指してえっちらおっちらと東5ホールを――

「宅配便の列は、東5ホールの出口から東5ホールの中に形成しています! なお、ここは最後尾ではありません!」

 え?
 ええええ?
 東6ホール前に向かおうとしていた僕は、列整理のスタッフさんの言葉にびくりとして足を止めました。
 いや、その。
 確かに見てみると、中央通路東6ホール前のほうからこちらに向かって列は伸び――その列はL字に曲がって、今出てきた東5ホールの中に消えていってきます。
 箱を抱えてその最後尾を探してみると、ホールの中に入った列は外通路を東6ホールの方に向かって曲り、伸び、
 伸び、
 伸び――
 東6ホールに近い広めの通路の辺りでホールの中央に向かってL字に曲がり、30メートルほど行ったところでスタッフのかたが最後尾看板をもって立ってっていらっしゃいました。
 ひええ。
 東6ホール前の宅配受付から考えるとこれ、200メートルくらい列がのびているのではあるまいか……
 ちょっと早めに出てきたくらいのつもりだったのですが、甘かったようです。これ、もしかして荷物出しおえてスペースに戻ったころには閉会間近パターンなのでは……

 と、思ったのですが。
 覚悟を決めて列に並んでみると、荷物をいちどおろすいとまもないくらいに列はどんどん前に進んで、あっという間にさっき入ってきた東5ホール入口の角を曲がりました。
 中央通路についたところでしばらく待ち時間はあったのですが、そこから動いてからは見る見るうちに受付が近づいてきて――
 結局、東5ホールの中にあった列の最後尾に並んでから荷物を出し終えるまで、30分はかからなかったです。クロネコヤマトさんの集荷のかたが、ものすごい奮闘してくださっていたのだと思う……感謝であります。
 しかし、搬出の宅配便の列がどれくらいの時間帯にどのくらいのタイミングで伸びるのかというのだけは、何度サークル参加していても読めないなあ。次はもうちょっと早く並ぼうかしら。

そんなこんなで、搬出終ってスペースに戻って、終了まではちょっと縮小しての第二営業形態。
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 本の種類も絞って(その時によって残す本はローテーション)冊数も減らしてなのですが、段組みになっているときとまた違った見えかたをするのか、この形態になってからお手にとってくださるかたもいらっしゃってありがたいのです。

 ほかのサークルさんのところに行って文芸ジャンル内でまだ買っていなかった新刊を購入したり、いらしてくださったかたとお話したりしているうちにあっというまに4時になり、コミックマーケット89・2日目はここに閉幕。
 夏に続いて新刊はデザイン地味めな表紙だからどうかなあ……と思っていたのですが、大判ポスターが目につく位置にあったためか通路からこちらのスペースに足を向けてくださるかたも多くいらっしゃって、終わってみれば去年の冬コミに並ぶくらいの頒布数になっていました。



 終了残後くらいのツイートに、浮かれっぷりがあらわれています。

 いやでもほんと、いっぱいだった箱がひとつ解体できる、あのべりべりテープをはがす手ごたえというのはこたえられないものがありますネ。
 当日お会いしたかたお世話になったかた、WEBでお言葉をくださったかた、宣伝をRTやふぁぼしてくださったかた、ほんとうにありがとうございました!

 今回、ちょっと冬コミ前にTwitterで行ったアンケートで


 こんなのをとっていたので、今回はWEBでの宣伝、TwitterとかpixivとかPDF見本掲載とかちょっとだけいろいろ試みてみたのですが、その甲斐もあってかはじめてお手にとってくださったかたも多くいらっしゃった気がする……
 助けてくださったかたたちのおかげなのですと感謝するとともに、はじめてうちの本をお手にとってくださったかたがちょっとでも楽しんでくださることを願ってやまないのです。

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 コミケ二日目のビックサイトの夕暮れ。
 翌日は朝早くから東駐車場列に並んで三日目を楽しんできたのですが、それはちょっと割愛するとして――

 2015年の記事はこれで終了と思いきや、次回はもうひとつ――2015年の活動まとめをアップさせていただきます。それが終ったらいよいよ2016年。みなさま、今年度もなにとぞ不肖つむぎゆうと懐中天幕を、よろしくお願いいたします! 
posted by つむぎゆう at 18:25| Comment(0) | 即売会参加情報/レポート
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