2015年10月25日

本の杜8 サークル参加レポート

 先週末の土曜日(10/17)、懐中天幕は文芸作品オンリーイベント、本の杜8に参加してまいりました。当日お会いしたかた、お世話になったかた、ありがとうございました!
 今日はちこっと、そのイベント参加レポートなぞをお送りいたします。

■夏コミから2ヶ月が経過し、そろそろ新刊を出したいなあと思っていたのですが、5月GW〜夏コミですべての書くき貯めストックを使い切ってしまったため、まだ回復には至っておらず、今回はペーパーを作って持っていく感じに。金曜日に仕事から帰ってから、既刊とディスプレイ用品をカートに詰め込み、ペーパーの原稿を書いて――
 ――書いている最中に椅子で寝こけて、ふっと気づいたら朝の7時前!
 あわわわわ! と思ったのですが、そこは会場が同じ市内で近い本の杜ならではの余裕。1時間半かけてペーパーの残り打ち込みと印刷を終え、家を出ました。
 バスはちょっと混んでいたけれど、サークル入場時間すこし過ぎたところで会場近くのバス停に到着。 
 川崎市産業商工会館のイベントのときには、すぐ隣のソリッドスクエアでお昼などを買って、それからお茶してひと休みして会場に向かうのが常です。今日は家を出るのが遅れたからお茶する時間はないけれど、ちょっと寄って中のコンビニでお昼に食べるカレーパンでも――
 ――あれ? 何かいつもより中が暗いなあ。
 もしかしたら、休日ということもあって何店舗かが棚卸しとかでお休みとかしているのかも――

IMG_6401.JPG
 まさかの全面工事休館ですた。

 ひえ! ひえええええ!
 いやいやいや、マジでこの、川崎市産業商工会館はお隣のソリッドスクエアを補給基地としているから安心なところはあるものの、ここが休んじゃうとわりとほかの商店からは離れている立地でして……
 JRのガード下を潜って向こうのコンビニまで行ってくるかなあとも思ったのですが、カートひいて坂道を潜って帰ってくると往復10分くらいはロスになってしまう。
 やむなく僕は、いちど会場に向かうことにいたしました。
 当日の朝の自分のツイートにも、動揺具合があらわれていますネ!




 とはいえまあ、もしもいつも通りに早起きできて「隣のソリッドスクエアで1時間くらい書きものしてから行こう」とか考えていたらほんとに途方に暮れていたところでしたので、考えてみたら寝坊したのはラッキーであったのかも。

■会場に着いて、階下で知り合いのサークルさんとお会いしていっしょにエレベーターをのぼると、今回はちょっとサークル入場時間を過ぎていたので、すでにサークルのかたたちの準備も始まっていました。

 とはいえ、まだあと開幕までは1時間弱あるのであわてない。
 というよりこの本の杜、なんというのかこう、慌てるっていうことといちばん縁遠い即売会なところはあります。準備時間なのにどこかのんびりした空気。
 僕にとって川崎市産業振興会館が、十数年前に初めて即売会に参加した会場(そのときも、とある文芸オンリーイベントでした)であることもあって、そこも落ち着ける原因でもあるのかもしれず。
 ゆったりゆったりほいさっさーと机の上の準備を整え、

CRe4Z4-UsAE57EM.jpg
 今回はこんな感じ。

 コミティアやコミケですとある程度おける分だけの種類の在庫を並べてしまうのですが、ここのところオンリーイベントや中小規模イベントですとある程度イベントごとに傾向をそろえたラインナップを持っていこうかなあという流れで――今回は、百合本を4冊持っていく感じにしてみました。(その関係で夏コミ新刊を持っていけなかったのはちょっと残念でしたが)

■そんなこんなで、設営も終わって。お釣り銭をもってき忘れたことにここで気付いて(実は前回の眼鏡時空のときもでした。反省)下の自販機に両替がてらジュースを買いに行ったりしているうちに、11時がきて、本の杜8は開幕。
 
 のんびりした空気ながら、開幕数分でうちの本をお手にとって、買ってくださるかたがいらっしゃいました。
 なんとなくこう、こういう会場内がスペースからすべて見渡せる規模のイベントですと、「もしかしてサークルのかたかな。だとしたら、あとでこちらもスペースにおじゃましてみよう……」などと思って買ってくださったかたの背中を追ってしまったりするものなのですが、そのかたはそののちゆっくり会場をひとまわりして通路に出ていかれた模様。
 あとで自分がスペースを一周したときにもお見受けしなかったので、一般参加のかただったのだなあと思い、ちょっと高揚しました。

 あ! いえ別に、同じ会場にいるサークルのかたに買っていただけるのが嬉しくないわけではまったくないのです。目にしていただけるのはどなたにであれ、ほんとうに嬉しい。
 ただ、『文芸オンリーイベント』というものを考えると、「読み手であるかた」が一般参加で開場にいらしてくださっているのってすごくわくわくすることではないですか。
 ついこの間Twitterで、(それは同人誌ではなく電子出版関連のTLではあったのですが)「アマチュア文芸は、内部に対しての言説は盛んだけれども読み手(とそれに対しての作家の目)が不在である」的な話題が自分のTLを波立たせたことがあったばかりで。それ以前にも自分はこう、「読み手のかた――ことさらに、漫画(絵)も文章も両方読むよ! というかたにお手にとっていただけて、文章の入口になれるサークルになりたい」という思いがあるのです。
 自分は、pixivでのお気に入りや参加している各種属性オンリーでの頒布などで、「自分が好きな分野であれば漫画も文章も読む」という読み手のかたも少なからずいらっしゃるのをありがたくも実感していますが――そうした読み他のかたたちをこうした文芸オンリーのイベントにお招きできるか、足を運んでみようと思っていただけるかというのは、とても重要なことだと思う。
 そういう意味で、今回の本の杜――始まるときに外に並んでいらっしゃったかたも数人いらっしゃいましたし、他のサークルさんとお話した感じでも、一般参加のかたが前回より多くいらっしゃった気がする。自分のところの本の売上でも、一般で参加されたかたにお手にとっていただいた分も少なくなかったのがありがたかったです。(繰り返しになりますが、サークルさんに買っていただいたぶんももちろん同じくらい嬉しいです)
 自分の本をいつもお手にとってくださるかた(ありがとうございます!)たちにもペーパーをお渡しすることができましたし――新刊出せなかったのは残念ですが、寝落ちしても作業できたのはよかったです。

 参加されているサークルさんには、「読み手」でいてくださる一般参加者のかたは(自分が知っているかぎりだけでも)いらっしゃって今回の本の杜にも足を運んでくださったということをお伝えしたいし――もしもこの記事を読んでいらっしゃるかたで「pixivで小説は読んでるけど、即売会って行ったことないな……」というかたや、「小説は普段読むし即売会はよく行くけど、同人の小説って試し読みに時間かかりそうでまだ手にとったことがない」というかたがいらっしゃいましたら、本の杜は立ち読みコーナーとかもあって気兼ねせずに試し読みができて(かつ、いつもだったら歩いてすぐ隣に食事処やカフェもあって)はじめて同人の小説を読んでみるのにお勧めのイベントですよー、というのをお伝えしたいところなのです。
 
■本の杜の名物のひとつでもあるお茶とお菓子のワゴンサービスが、今回開始早い時間から数回回ってきて――食料の確保ができなかったこともあって、お菓子が命の綱でした( *´ ω`*) 結局まあ、1時半を回ったあたりでいちど歩いてJRの高架向こうまで行って、パンを買ってきてしまったのですが。
 帰ってから確認してみたら、ソリッドスクエアとは反対側のビルにもコンビニが一軒入っているようですね。次にこういうことがあった時のために(そうそうないとは思いますが)今度川崎にいったときに確認しに行ってみようかしら。
 その後は例によってのんびりした雰囲気の中で時間も進み、席を立って他のサークルのかたとお話したりしているうちに3時半を回って、本の杜8は無事終了。
 そのあとは、片付けを微力ながら手伝って、ちょっと時間を置いて開かれた打ち上げに参加してきました。夜まで和気藹藹で楽しかった!

■前回本の杜に出たときも思ったし、今回もスペースで、また帰りの路で思ったのですが――自分が居心地がいいと思う規模の小さな即売会に出ると、そのイベントが今後も続いていくために、この雰囲気のまま発展していくために、一サークルとして自分のところが何ができるのかというのはいつも考えるところなのであります。
 本の杜は都合がつくときには設営や片付けに残る参加サークルさんの率が高く、開催期間中も和気藹藹としてて打ち上げも和やかなので、サークル側と主催者さん側の距離が近い即売会かなあという印象があって、サークルの立場で何か盛り立てていくお力になれるところがあればなあという思いはあり。とはいえ、サークルと主催の距離が近い/中小規模/手伝いや打ち上げの常連サークルがある、という即売会は(ずっと昔に一度経験があるのですが)温度差を知らない間に生みやすい、それはその即売会に好きで参加しているサークルほど目にできない、というトラップもあって――いまのところ本の杜はそういうふうではない、設営や打ち上げには加わらずに参加していても置いてかれてる感はないのんびりムードが魅力だと思うので、そのままなだらかな右肩上がりで進んでくれるといいなあと感じるところもあり。
 あわわ、だんだんなにいってるんだかわからなくなってきましたね。
 ともあれ、次回は翌年3月20日。いちサークルにできることの基本はまず、
 @新刊を出す
 Aできれば、そのイベントの自分のスペースにいらしてくださったかただけにお渡しできるものを(ペーパーいちまいであっても)こさえる
 だと思うので、今度こそは新刊を用意して臨みたいと思います。

 今回の本の杜でお世話になったかた、本をお手にとってくださったかた、ありがとうございました!
 次回のイベントは――11月のコミティアは残念ながら落選で49回ぶりに一般参加で、冬コミも現時点では抽選がまだなので、直近は(これも、応募スペースは少なめなのでまだ確定ではないのですが)11月7日夜に秋葉原SIXTEENにて開催されるR18・おしっ娘オンリーイベント『し〜むす!12』になるかなあと思っております。
 また詳細が決まりましたら、この日記にてお伝えいたしますね!
タグ:本の杜
posted by つむぎゆう at 20:25| Comment(0) | 即売会参加情報/レポート
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: