2015年01月01日

コミックマーケット87 サークル参加レポート

 12月29日のコミックマーケット1日目にてお世話になったみなさま、ありがとうございました!
 最後にも書かせていただこうと思うのですが、年末の、とびきりの一日を過ごすことができましたです。
 今日は、そのレポートなぞをお送りしたいと思います。

今回は、ギリギリ入稿だったとはいえオフセットの新刊が発行できるのは確定済み。かつ、コピー本(R18)の原稿はちまちま書き進めてオフセットの原稿より前にできあがっていた状態。
 となると、前日深夜まで作業をするような要因はなにひとつなかったはず、なのですが――
 3巻まで出ていたコピー本のシリーズ、今回は4を発行する予定だったのを、気をよくして4・5文の原稿合併して一気に完結編にしちゃえーとか直前に思い立ったのがひとつ。部屋の寒さでインクの乾きが悪いのかわりとプリンタさんがきかん坊だったのがひとつで、珍しく作業が手間取り……気がつけば時計は12時を回って。
 まあでも、2時前にはなんとか寝られたので、いつもの即売会よりはぐっすりでした。
 朝はちょっと遅めの6時過ぎに起きて、大井町線とりんかい線(タイミング良く、両方とも座れました)を乗り継いで一路国際展示場前駅へ。

スペースは、去年の冬以来の一年ぶりのお誕生日席。
 そういえば、西ホールでのお誕生日席(スペース4つ並びの東と違って、スペースが2つ並び)って、コミケ参加ではじめての経験かもしれないです。宅配便の受け取りスペースもすぐ近くで、設営しやすかった。

 今回のうちのディスプレイはこんな感じ。
1.JPG
 自分の中での目玉はなんといっても、前面に貼りだしたB2(実際には、ちょっと細め)でっかいポスターでしょう。秋葉原製作所さんの大型プリントサービスで出力してもらった品。

 この一年ディスプレイでなにか違った試みをしてみようなどと思いつつ、結局いつも本が仕上がるのが〆即売会間際でいつもとほとんど変わらないまま、というのを繰り返していたので、一年の最後にちょっと思い切ってやってみました。「サークルのメインコンセプトが、ちょっと離れたところからのぱっと見でも目に飛び込んでくる」というディスプレイを、いちど試してみたかったのです。
 ちなみにこんな感じのお値段。B2ですと横幅が728ミリなので、スペースの横幅にちょっと余裕があるくらいかなと思い、このサイズのフォト光沢紙でお願いしました。

 誕生日席で広めの通路に面しているチャンスを、ちょっと積極的に活かしていければなあという、おっかなびっくりな試み。即売会の人通りの中で「ぱっと見で目につく表示」というのは大事だなあと思って、普段は卓上につくるA3パネルがそのためのディスプレイなのですが、今回はこのポスターで通るかたがどれくらい「お、女子中学生ヒロインか……!」と足を止めてくださるか、不安なような楽しみなような朝でした。もちろん、使わせていただいた表紙や挿絵のイラストはほんとに素敵な絵ばかりなので、いける……! という思いはあったのですけれど。
 
今回、シリーズものが多かったので、本を並べる順序にはちょっと迷いました。
 なにせ、
全年齢:ゆずな歳時記1〜3/春日横丁ラプソディ1〜2/東都恋歌1〜4/ごごのらくえん/きつねのよめいり/川と夕陽とたいやきと/十五時半の少女たち1(新刊)
R18:ふら×2―ちえみと晶の平面のジジョウ―/肌色の牧場/檸檬の雨と雨合羽1〜3/檸檬の雨と雨合羽4完結編(新刊)

 という、計19冊。おそらく、うちのサークル史上最も多い本の種類です。
 幸い、シリーズごとにまとめると10種類と、A5本をスペースに2段で並べられる最大値ギリギリにおさまったので、なんとかキャパオーバーはせず。
 本の冊数だけだとまとまられるとはいえ、本の奥に置くパネルがかちあってしまったりするといけないので、いつもの会場着いてからの土壇場フィーリングではなく、
2.JPG
 前日にプリンタで簡単な設計図つくって、持っていったのでした。
 会場に着いたのが今回はいつもより遅めの8時半くらいだったので、見ながらぱぱっとできてそれなりに役に立ちましたw

さて、そうこうしているうちにあっという間に10時が来て、コミックマーケット1日目はここに開幕。
 夏の1日目のときといっしょで、文芸(創作〔文芸・歴史〕)ジャンルの配置はL字がふたつ組み合わさった西ホールの奥。入口からは遠い場所の配置(西1・2ホールの境目だけれど、まだこの時間ホール間の移動はすくない)なので、最初の30分くらいは人通りがあまり多くない時間。
 とはいえ、この時間にこのゾーンを歩かれているかたは文章を買いにいらしてくださっているかたである率は高かったりするもので――最初の15分くらいのうちに、新刊も既刊も数冊ずつをお手にとっていただきました。
 最初に買いにいらしてくださったかたが、迷わずR18本全種類購入であったのが、(コミケでは自サークルは全年齢のほうが冊数多い傾向なので)幸先いい感じで嬉しかったです。
 
 いつもうちのサークルにいらしてくださるかたがたにも新刊をお渡しすることができ、今年一年おわせになりました! のご挨拶ができたのもほんとによかった……。入稿〆切まで残り35分のところでなんとか新刊が出せたことが、この時になってようやく、あそこで諦めなくてよかったなあという嬉しさになって実感できてきます。あらためまして、2014年うちの新刊をお手にとってくださったみなさま、ほんとうにありがとうございました!

1時間くらいを過ぎた11時のあたりから、西1ホールの人口密度も上がってゆき、目の前の縦横通路を通るかたも増えていきました。
 今回、終わった後で打ち上げなどで他のサークルさんともお話したのですが――このお昼前くらいに増えた人通りが、今回の冬コミはそのままかなり長く途絶えなかったように思えます。
 いつもはだいたい11時〜13時くらいまでがピークで、13時半くらいから先はややのんびりまったりな雰囲気ではあるのですが……今回は14時過ぎても、僕が一度目の宅配便運び出しに出る14時半過ぎになっても、文芸ゾーンの通路ががらんとすることはなかった感じ。
 そういえばこの一年は、コミティアでも閉会近くまで(本がお手にとってもらえることは開場直後より減っても)目の前の通路を参加者のかたが行きかっているのが印象に残った記憶があります。
 もちろん、1年間の数回のイベントの印象だけで決定的に何かを語れることはないですし、この印象を文芸ゾーンだけのものととらえることはできないです。
 ですが、少なくとも以前からジャンル内で匿名的に囁かれる「文芸ゾーンは開始直後は人が素通りする通路状態で、それでいて午後になるとまるで人が通らない」なんてのは、少なくともここ最近は事実に即さない定型句になっているのではないかなあと思う。

自分のサークルも、おかげさまで今回はほんとに好調でした。
 こう、売上冊数が多かったというのももちろんだったのですが――これまでうちの本を手にとってくださったかたが新刊を買いにいらしてくれるのと同時に、初めてうちの本を買いにいらしてくださったかたが多くいらっしゃった気がしました。
 先ほど書きました、サークル机前面に貼りだしたポスターが、ものすごく「こうなるといいなあ」と思っていた通りに目にとめていただいていた感じがする……!
 いや、スペースにいるときって、目の前の通路を通られているかたの視線の動きと足の動きって気になってしまうではないですか。もちろん失礼なのでじろじろ目にしているというわけではなく、なんとなく目で追ってしまうくらいなのですが。
 今回そうしてぼんやり目にしていたときに、目の目の通路の遠いところを歩いていたかたがこちらのスペースの前側――ポスターを貼っているあたりをちらりと見て足を止められて、そのままこちらのスペースに歩いていらしてくださることが幾度もありました。もちろん、即買っていただけるわけではないのですが――でも、貼ってある本の紹介を読んでくださったり、立ち読みをしてくださったりするだけでもほんとにありがたいです。
 立ち読みをしたうえで本を置かれた場合は、そのかたのお好みに合わなかったかもしくは自分の文章の力が足りなかっただけですものね。少なくとも土俵にあがれている感があって、悔しさはすくないのです。
 そういう意味で、「女子中学生ヒロインが多めの創作小説」といううちのサークルのメインコンセプトをお伝えできて、興味があるかたに立ち読みをしていただくところまで来ていただける効果を発揮した今回のポスターは、作っていってよかったなあと思ったものでした。

3.JPG
(ちょっと空いてきた時間に目の前の通路の中央まで来て撮影してみたのですが、文字はけっこうはっきり読めました。この撮影のとき、ちょっとずり落ちて斜めになっているのに気付いて再セットしましたけれど;)

15時くらいにいちど荷物を出しにいって、その帰りに知っているサークルさんのところで買い物をして、ちょっと縮小体制にスペースを作り直して、

4.JPG
 あとは1時間のんびりとお店番。
 この時間にも、立ち読みをしてくださるかたも本を買ってくっださるかたもいつもより多くいらっしゃって――前日わりと深夜作業になったにもかかわらず、最後まで眠気に襲われることトはありませんでした。
 16時が来て、今年最後のサークル参加イベント・コミックマーケット87の1日目は無事終了。おつかれさまでした&ありがとうございました!
 
 そのあとは、知り合いのサークルさんたちと秋葉原のお店に飲みに行って、今日のことや創作文芸のことを雑談しながら楽しく打ち上げ。翌2日目はちょっとゆっくり起きて一般参加し、3日目は早朝から東駐車場に並んで一般参加。1日目にサークル参加で新刊が出せたあとの2・3日目一般参加というのは、どこかゲームクリア後のボーナスステージのようなテンションの高さがあって、財布のひもが緩みますw 一年間ツイッター等でお世話になっサークルさんのスペースに(混んでるとご迷惑になってしまうのでお声をおかけできないこともありつつも)ご挨拶にうかがって本を買わせていただいて、夜は打ち上げで焼き鳥を食べるという、充実したコミケの日々でした。

 今回、頒布冊数もここ2年間でいちばんだった(twitterで、ジャスト3桁だったと呟いたのですが、もう一度数え直してみたら101冊でした)のですが、新刊だけではなく既刊――それも、発行からやや時間がたっていてここ最近は即売会ごとの頒布数は少なくなっていた本もお手にとっていただけたのが、びっくりでもあり嬉しくもありでした。15種類以上本をスペースに並べると、その即売会では売上ゼロになる本が2〜3種類くらいは出たりするものなのですが、今回は19種類並べた本のなかで、いちばん少なかったものも3冊お手にとっていただけて……
 冊数比較だと今回より多く頒布のあったコミケは幾度かありましたが、終わった後の充実感はいままででいちばんといってもよかった気がします。

 かさねがさねになりますが、当日お会いしたかたがた、当日はお会いできなかったけれどWEB上でRT等で支援してくださったかたがた、この一年WEB上でお付き合いしてくださって力をくださったかたがた、ありがとうございました。
 2015年の抱負等はまたあらためて数日中に書かせていただきますが、はりきってまた、キーボードを叩いていきたいと思います( *´ ◡`*)
posted by つむぎゆう at 23:59| Comment(0) | 即売会参加情報/レポート
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